ご挨拶

大会ディレクター

三橋 大輔(筑波大学体育会硬式庭球部監督)

いつも「筑波大学MEIKEIオープンテニス」へのご理解と多大なるご支援を賜りまして、心より感謝申し上げます。

既にお知らせした通り、私どもの大会は2019年下旬から広がったコロナ禍により2020年3月、2021年3月、2022年3月と3年連続で中止を余儀なくされてきました。その都度準備を進めてきた学生にとっては辛い決断であり、3年は決して短い時間ではありませんでしたが、SNS発信を中心に細々と活動の火を消すことなく続けて参りました。

そんな中、2022年になると世界的に規制が緩和され、それに合わせ日本国内でもテニスの国際大会が開催されるようになったことを受け、私どもでも検討を重ね、このたび4年ぶりに開催できる運びとなりました。今後の状況次第によっては観客の有無等に変更がある可能性はゼロではありませんが、やっとここまで来ることができ嬉しく思います。

大会の開催意義はこれまでと変わらず、プレイヤーへのポイント獲得の場の提供、大会を通じての地域貢献、そして学生への学びの機会提供です。これら3つの柱を今一度確認し、3年間開催できずに溜め込んできた学生らの想いとエネルギーを爆発させるべく、本格的に準備を開始するに至りました。今度こそ筑波大学らしい、学生のエネルギー溢れる大会を開催し、皆様とお会いできる日を楽しみにしております。3年間待ちました。もう何が起こっても動じません。

引き続き「筑波大学MEIKEIオープンテニス」の趣旨をご理解いただき、温かい目で見守っていただくとともに、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

学生統括リーダー

鏑木 隆太郎(筑波大学体育会硬式庭球部3年)

筑波大学体育会硬式庭球部3年の鏑木隆太郎と申します。

この度、「筑波大学MEIEKIオープンテニス2023」の学生統括リーダーを務めさせていただいております。

 まず初めに、新型コロナウイルス感染症の影響で3大会連続中止を決定せざるを得なかった3年間、変わらず我々の発信や活動を見守り、協賛してくださった企業や個人の皆様、スタッフ・選手の皆様、そして来場してくださった皆様をはじめとする、大会に関わるすべての方に感謝申し上げます。

 遂に4年ぶりにMEIKEI OPENを開催することができる運びとなり、3年間頭の中だけでイメージしていた夢の大会をようやく自分達の手で実現できることとなり非常に嬉しく思います。これまで学生スタッフの誰もが大会を一度も経験したことがないからこその自由な発想に加え、大会中止を経験した過去の偉大な先輩方の積み上げたノウハウを最大限生かした大会を目指し、準備活動を続けて参りました。この大会を新たなスタートとして、つくばから世界へ選手が飛躍するきっかけとなる大会を創り上げたいと思います。

 最近では過去に大会に出場した清水悠太選手の全日本選手権優勝に加え、全豪オープンで2回戦進出を果たした綿貫陽介選手の活躍が日本のテニス界を盛り上げています。小さな会場から大きな世界へ飛び出す選手の活躍を日々目の当たりにし、学生が夢の土台としての登竜門大会を運営・開催できているということに喜びと光栄さを再度ひしひしと感じております。

 さらに一連の運営活動では学生たちが非常に貴重な経験を積むことができ、成長を実感できる機会となっています。改めて日頃温かく見守ってくださる皆様に感謝し、選手の夢のために、地域がお祭りのように一つになるために、未来のテニス界のために、我々が運営するMEIKEIOPENがより愛される大会になるよう全力で活動して参ります。皆様のご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

 最後になりますがスタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。そして新しく懐かしい大会をぜひお楽しみください。