大会ディレクター
三橋 大輔(筑波大学体育会硬式庭球部監督)

平素から筑波大学MEIKEIオープンテニスへの格別のご高配を賜り、 厚く御礼申し上げます。
皆様ご存知の通り、 私どもの大会は新型コロナウイルスの影響により2020年3月、2021年3月と2年連続で開催することができませんでした。2年連続の中止は苦渋の決断であり、 選手の方々や支えてくださる皆様とお会いする機会を失っただけでなく、 準備を進めてきた学生らには大きなショックでもありました。
しかし学生らは三たび立ち上がりました。 国内の感染状況については減少傾向にあるとはいえ、 まだまだ予断を許す段階ではありませんが、一縷の望みをたよりに2021年11月に本格的な準備を開始いたしました。協賛金を出してくださった多くの皆様への説明と感謝の意を表し、 SNSなどでの情報発信も怠らず、 極限まで小さくなりかけていた開催の灯火を何とか消すまいと、 新たなメンバーがエネルギーを注ぎ始めました。
この大会の基本的なコンセブトは第1回大会から変わらず、 選手の皆様へのポイント獲得の場の提供、 地元の方々を中心とした地域住民の皆様との繋がり、 そして大会運営を通しての学生らの学びの場となっています。これまで開催できずに溜め込んだエネルギーを一気に爆発させて、 関わってくださるすべての皆様にそのエネルギーが伝わるような活気のある、(状況が許せば)お祭りのような大会にしたいと考えております。それが何よりも大きな学生らの学びになり、モチベーションになっていることは間違いありません。
なお2022年3月の大会につきましては、 新型コロナウイルス感染の状況により無観客となる可能性もありますが、 最後の最後まで、 選手の皆様のために、また会場で皆様をおもてなしをする準備をしてお待ちしております。
引き続き筑波大学MEIKEIオープンテニスを温かい目で見守っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。