あの時の選択

あの時の選択

2021年5月19日 学生ブログ 最新情報 0

 

地元の大学に頑張って入って、サークルで新しいスポーツを始めたりしながら大学生としてワイワイした生活を送ることになるんだろうなぁ、と何気なく思い描いていた大学生活は、全然実現していません。地元・石川県から遠く離れた茨城県の筑波大学で体育会の硬式庭球部で活動している、なんて高校生の自分に伝えても信じてくれないでしょう。ましてや、MEIKEIオープンテニスという国際大会を学生主体で運営しようとしているなんて。

私は小学校のころからテニスを始めましたが、家族・親戚を含めテニスをしている人は一切いません。きっかけは偶然で、テニスは、スポーツ好きな自分が小学生の時、数々の競技の体験教室を回って出会った競技の一つ、それだけでした。そんな自分が大学生になってもなおテニスを続ける理由って何でしょう。結論は、別になくてもいいんじゃないか、ということです。

1年前、新型コロナウイルスが蔓延し始め国内が混乱し始めました。誰もが思い通りの生活を送れないころに私は筑波大学比較文化学類に進学しました。私はもともと部活動に参加するつもりは全くなく、遊び程度でテニスを続ける予定で、いっそ新しいスポーツを始めようかと考えていました。そんな矢先、MEIKEIオープンテニスの運営を始め、日々の部活動を学生主体で運営している体育会硬式庭球部の存在を知り、テニスだけじゃない成長も多くできるんじゃないか、特別な経験ができるんじゃないかと思い、7月ごろに遅れて入部しました。いざ入ってみると、自分が想像していた体育会の部活動とは違い、自分と同じような意志を持った部員や体育専門学群以外からも入部している部員がいること、そして1年生であっても自分の強い意志を部に反映することができる環境に驚きました。

今では、MEIKEIオープンテニスの広報係としてYouTubeを始めとした広報活動を行う上で大学生しかできない、筑波大学体育会硬式庭球部でしかすることができない特別な体験をさせていただいております。また、日々それぞれの思いをぶつけ高めあう部員に刺激を受けながら、全力でテニス、勉学に励んでおります。

受験期の終盤にたまたま志望校を筑波大学に変更したこと、新型コロナウイルスの影響の中、部活動に入ることを決めたこと、そして何気なくテニスという競技を選んだということ、その巡り合わせ、一つ一つの選択によって今の自分があります。テニスを体育会で続ける意味、今は分からなくていいんです。絶対に後から、あの選択が今の自分を創っている、と再び思うと思うので。

それぞれの思いをぶつけ、私たちはMEIKEIオープンを成功させようと日々活動しております。今後とも筑波大学MEIKEIオープンテニスを宜しくお願いいたします。

筑波大学体育会硬式庭球部2年
鏑木隆太郎