ガット張り機

ガット張り機

2021年4月2日 学生ブログ 最新情報 0

 

「今からガットを張ります。」
私はこの言葉が嫌いだ。これは、私たちテニス部員が部室にある共有のガット張り機を使用する際に、部活動のLINEで連絡する一言だ。
テニスをするためには様々な準備が必要だが、私はガットを張るという作業が好きではない。なぜなら非常に単純な作業の繰り返しだと私は思うからだ。

 

 

近年IoTが進み、多くの作業が機械にとって代わられている。そんな中、私にとって単純作業の多い「ガット張り」が完全自動化しないのが不思議だ。そこで、私が考えるのは「全」自動ガット張り機の開発である。ガットが張られていないラケットを入れて、ラケットやガットの種類を選択し、テンション数を入力すればものの数分でガット張りが完了するような機械だ。現代の科学の進歩を考えれば、ラケットやガットの種類、個人の張り方ににも細かく対応したものが開発できそうだ。

 

 

しかし、この全自動ガット張り機にはデメリットもある。それは開発コストや設置場所、移動コストなどだ。さらに、機械ではどうしてもできないような細かい作業も存在する。これらを考えると、ガット張職人(ストリンガー)がいなくなることはないと私は考える。

 

私が考える全自動ガット張り機は、テニススクールや部活動など大勢を対象に、固定された場所で活躍しそうなものだ。
私がネットで調べた限り、このような研究がされた形跡がない。もし、全自動ガット張り機の第一人者になれば、手間や人件費の削減に成功し、一生その開発費で暮らしていけるだろう。

 

ここ数年私は密かにこのアイデアを形にしようと考えていたが私には別のやりたいことが見つかってしまった。このコラム見てくれたそこのあなたにこの「全自動ガット張り機」の夢を託そうと思う。最後に、ここまで偉そうに語ったが、私はなんの専門家でもない。言うは易く行うは難しだが、この開発に期待したいところだ。

 

いつかMEIKEIオープンのブースに全自動ガット張り機が設置されていることを願う。
今後とも筑波大学MEIKEIオープンテニスをよろしくお願いいたします。

 

※本大会はストリンガーによって支えられています。現在のテクノロジーをもっても、ストリンガーが機械にとって代わられないのは紛れもない事実であり、機械でも再現できないその技術に敬意を払います。

 

筑波大学体育会硬式庭球部新4年 副リーダー

長谷川悠紀